北海道アンモナイト化石、希少化石１点＋資料３点＋プレゼント１点

●寒暖の差が激しく、また想定外の天気に見舞われることも多く、何かしら生活のリズムが崩れる昨今です。地球の温暖化が引き金となっていると思われますが、地球環境もそろそろ次の時代に向かっているのかもしれません。
●およそ1億年前の白亜紀という時代に大繁栄していた様々な姿のアンモナイトが化石となって北海道の大地に甦っていますが、狭いエリアからしか産出しない種類も多くあります。
●今回出品したものはその一つで、主に北海道の日本海側の北部に位置する羽幌地域のカンパニアン期（およそ8000万年前）の
地層から産出する「ハウエリセラス」です。
　特徴は、円盤投げに使われる円盤の中心を凹ました様な形状をしており、数ある正常巻化石の中でもとてもユニークな化石です。
　姿や形から他の種類に比べ泳ぐスピードは抜群に早かったと想定されます。これも外敵に対応した進化の一つなのかもしれません
●具体的な形状は、写真で見られる通り、平板状で、表面は平滑、緩い巻き、ヘソは広く、側面がキール（竜骨）とともに鋭く尖っています。
　殻が白く真珠光沢に輝くものもあり、たまに直径20センチ超えの大物も産出しますが、ほとんどは10センチ前後が多いようです。
　出品した姿でいいと思いますが、裏面をクリーニングすれば、まだいろんなものが出てきそうです。　　
（産出地と属名は台座裏面に記載）
●資料は以下の３点で知識を深めて下さい。
1.道内アンモナイト化石の産出地
2.主なアンモナイト化石の分類写真
3.北海道の主な化石展示施設マップ
●プレゼントは、巻が解けてホースを折り曲げた様な形状をもつ異常巻（自由巻とも呼ぶ）の「ポリプチコセラスの一部」が含まれているノジュールです。台座は付けていませんので、良ければもう少し見えるようにクリーニングしてみるのも楽しいと思います。

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